LINE公式アカウントの自動応答の設定方法|自動返信の作り方と勝手に返信される時の直し方

LINE公式アカウントの自動応答(応答メッセージ)の設定方法を、キーワード応答と一律応答に分けて解説。自動返信の作り方、勝手に返信されるときの確認ポイント、伝わる「よくある質問」の書き方もまとめました。

更新日 · 約6分で読めます

結論から言うと、LINE公式アカウントの自動応答は、管理画面(LINE Official Account Manager)の「応答メッセージ」で作ります。決まった言葉に返す「キーワード応答」と、すべてのメッセージに返す「一律応答」の2種類があり、作ったあとは別の端末から送って動作を確かめます。意図しない自動返信が届くときは、利用中のまま残っている応答メッセージと応答設定を確認します。

「営業時間は?」「駐車場はありますか?」「予約できますか?」。毎日のように届く同じ質問に、一つずつ手で返していると時間がいくらあっても足りません。応答メッセージを使えば、決まった質問には自動で返信できます。

以下はLINEヤフー for Business の公式マニュアルをもとにした手順です。画面の名称は変更されることがあります。

自動応答(応答メッセージ)の2つの種類

種類 動き 向いている使い方
キーワード応答 設定したキーワードと完全一致するメッセージを受け取ったときに返信 営業時間、料金、アクセスなど決まった質問
一律応答 内容に関係なく、すべてのメッセージに返信 「お問い合わせありがとうございます。担当者から折り返します」などの受付連絡

キーワード応答は完全一致で動きます。「営業時間」と設定していても、「営業時間を教えて」では反応しない場合があるため、言い方のバリエーションも登録しておきましょう。1つの応答メッセージに設定できるキーワードは51個までです。

自動応答の設定方法

  1. LINE Official Account Manager にログインし、対象のアカウントを開きます。
  2. 応答設定を確認します。チャットと応答メッセージの使い方を、自分の運用に合わせて設定します。
  3. **「ホーム」のメニューから「応答メッセージ」**を選び、新しく作成します。
  4. キーワード応答か一律応答を選び、キーワードと返信内容を入力して保存します。
  5. 別のスマートフォンから実際にメッセージを送り、意図どおりに返信されるか確認します。

あわせて、友だち追加の直後に1回だけ送られる「あいさつメッセージ」に、よくある質問のキーワードを案内しておくと、お客様が自分で答えを見つけやすくなります。

自動返信の作り方:キーワードの決め方

まずは問い合わせの多い質問を5〜10個書き出し、1つの質問に1つの応答メッセージを作ります。よく使われるのは次のような内容です。

  • 営業時間・定休日
  • 住所・アクセス・駐車場
  • 料金・送料・支払方法
  • 予約方法・キャンセル規定
  • 返品・交換のルール
  • 担当者への問い合わせ方法

「営業時間」なら「営業時間」「何時から」「何時まで」「今日やってますか」のように、お客様が実際に送りそうな言い方を並べて登録します。

設定例:美容室の「予約」キーワード

設定する内容 例
キーワード 予約、予約したい、空いてますか、空き状況
返信 ご予約はこちらのページから24時間受け付けています(URL)。当日のご予約はお電話でお問い合わせください。
次の行動 「メニュー」と送ると料金表をお送りします。

1つの返信で答えを示し、次に送ってほしい言葉を案内しておくと、キーワード応答どうしがつながって、お客様が迷いにくくなります。

伝わる「よくある質問」の書き方

伝わりにくい例:「お問い合わせありがとうございます。営業時間は日によって異なる場合がございますので、詳しくはお知らせをご確認ください。」

伝わる例:「火曜〜日曜の11:00〜20:00に営業しています(月曜定休)。ご来店の予約は『予約』と送ってください。」

  • 最初の一文で答える:前置きは短く。
  • 1つの応答で1つの質問:長文は読まれません。
  • 次の行動を案内する:「『予約』と送ってください」など。
  • 料金は条件まで書く:送料や追加料金の有無を明記します。

料金表やお店のルールを貼り付けるだけで、応答メッセージにそのまま使える「よくある質問」を作る無料ツールも用意しています。

勝手に返信される時の直し方

「設定した覚えがないのに自動で返信される」「どのメッセージにも同じ返信が届く」というときは、次の順に確認します。

症状 考えられる原因
どのメッセージにも同じ返信が届く 一律応答が有効になっている
「個別の返信はできません」といった定型文が届く 以前に作った応答メッセージが、利用中のまま残っている
時間帯によって自動返信が届いたり届かなかったりする 応答時間を使う設定になっていて、時間帯ごとに応答方法が変わっている
作った覚えのない内容の返信が届く 外部のツールと連携していて、そのツールが返信している

直し方は次のとおりです。

  1. 応答メッセージの一覧を開き、「利用」がオンになっているものを確認します。
  2. 不要なものは利用を停止するか、内容を書き換えます。一覧の「利用」スイッチか、編集画面の[利用停止]で止められます。
  3. 応答設定で、チャット、応答方法、応答時間の設定を見直します。
  4. 外部ツールと連携している場合は、そのツール側の自動返信の設定を確認します。
  5. 別の端末からメッセージを送り、意図した返信だけが届くかを確かめます。

お客様の側から見ると、送った直後に届く返信は、すべてアカウント側の設定によるものです。自動で返すものと、人が返すものを分けて決めておくと、「勝手に返信された」と感じさせずに済みます。

自動応答では対応できないこと

キーワード応答は決まった質問には便利ですが、次のようなメッセージには人の判断が必要です。

  • 注文状況や見積など、お客様ごとの内容
  • クレームやお詫びが必要な内容
  • 1通の中に複数の質問が含まれている内容

NEXUPIRA の AI の同僚 Rex(営業・カスタマーサポート)は、こうしたメッセージを読んで返信の下書きを作ります。送信するのは、あなたが内容を確認してからです。勝手に送ることはありません。見積の依頼なら、会話から見積書PDFの下書きも用意します。

Rex を使うには、先にLINE公式アカウントの接続が必要です。Rex は無料トライアルで試せます。ほかの AI の同僚は〈AIの同僚〉で紹介しています。

よくある質問

応答メッセージはどの料金プランでも使えますか?

プランの内容や料金は変更されることがあるため、LINE公式アカウントの管理画面と公式の料金ページでご確認ください。

キーワードはいくつまで設定できますか?

公式マニュアルによると、1つの応答メッセージに設定できるキーワードは51個までです。

「営業時間を教えて」にも反応させるには?

キーワード応答は完全一致で動くため、「営業時間を教えて」のような言い方もキーワードとして追加しておきます。

自動応答を止めるにはどうすればいいですか?

公式マニュアルによると、応答メッセージの一覧にある「利用」スイッチ、または編集画面の[利用停止]で止められます。すべて止めたい場合は、応答設定の応答方法で、応答メッセージを使わない設定にします。変更したら、別の端末から送って返信が届かないことを確認してください。

参考

本記事は一般的な情報をまとめたもので、税務・法律上の助言ではありません。制度は変わることがあるため、上記の公式情報をご確認いただくか、税理士にご相談ください。

← ガイド一覧