作曲・編曲の見積書テンプレート

1 曲を「デモ → 編曲 → ミックス → マスタリング」の段階に分けて見積もります。アーティストの楽曲でも CM やゲームの BGM でも、権利の行は音楽と同じくらい大切で、買い取り(譲渡)なのか、用途を決めた利用許諾なのかを明記します。

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登録不要。小計・消費税・前金を自動で計算し、そのまま印刷または PDF で保存できます。

無料ダウンロード(登録不要):Excel / Word

下の見積書を、そのまま使えるファイルにしました。項目・数量・単価を入れると、金額・消費税・合計は数式で自動計算されます。

このファイルの使い方

  1. ダウンロードして Excel、Google スプレッドシート、Numbers、Word または Google ドキュメントで開きます。
  2. 発行者と宛名を入れ、項目と単価を自社のものに書き換えます。Excel 版は金額・消費税・合計が自動で計算されます。
  3. お支払い条件を確認し、PDF で保存してお客様に送ります。

項目の例

項目単位数量金額の例
作曲・デモ制作(3 分以内)曲13万〜15万円
編曲・トラック制作曲13万〜15万円
演奏者の収録(生ギター・ストリングス)回21万〜5万円/回
ミックス曲12万〜8万円
マスタリング曲15千〜2万円
権利:譲渡、または指定用途の利用許諾曲13万〜30万円

金額はあくまで例(税抜)で、相場を示すものではありません。消費税 10% を加算し、適格請求書発行事業者は登録番号も記載してください。

見積書に書いておくこと

  • 尺、ジャンル、リファレンス曲と用途(配信リリース、CM、ゲームのループ BGM、動画の背景音楽)。
  • 段階と確認のタイミング(デモ・編曲・ミックス・マスタリング)、各段階の修正回数。
  • 納品物:WAV・MP3 のマスター、インスト、パラデータ(ステム)、ループ用データ、15・30・60 秒の尺違い。
  • 権利の扱い:譲渡か利用許諾(媒体・地域・期間)か、JASRAC など管理団体への委託の有無、実績として公開してよいか。
  • 演奏者・歌手・音源ライブラリ・スタジオの費用をどちらが負担するか。

よくある失敗

  • デモの確認を挟まず、ミックスまで終わってから方向性の違いが分かる。
  • 権利の欄を空けたまま納品し、Web 用に作ったジングルがテレビ CM に使われる。
  • ミックスの修正回数を決めず、試聴環境が変わるたびに直す。
  • 商用利用の範囲が合わないサンプル素材を使ってしまう。

前金・残金・有効期限

デモ着手時に 50%、マスター納品時に残金をお支払いいただき、権利の譲渡・許諾は残金のお支払い後に有効となります。デモとミックスの段階でそれぞれ 2 回まで修正を含み、デモ承認後の方向転換は新規のご依頼として見積もります。有効期限は 1 か月。個人の作曲家への作曲料は源泉徴収の対象です。

よくある質問

支払い後、曲は自分のものになりますか?

見積書に「譲渡」とある場合です。「利用許諾」の場合は、記載した用途と期間で使っていただく形になります。

パラデータはもらえますか?

納品物に記載があればお渡しします。別のエンジニアがミックスし直せるデータのため、別の行で見積もることが多いです。

1 曲どれくらいかかりますか?

デモからマスターまで 1〜2 週間ほどです。演奏者や歌手の手配が必要な場合はさらにかかります。

有名な曲と同じ雰囲気にできますか?

テンポや雰囲気を参考にすることはできますが、メロディや特徴的なフレーズをそのまま使うことはしません。