原状回復工事の見積書テンプレート

原状回復工事の見積書は、退去後の住戸やオフィスを次の入居に向けて戻すため、管理会社・オーナー・退去するテナントに出します。造作撤去・クロス・床・設備・クリーニングを部位ごとに分け、施工前の写真を添えておけば、費用の負担を当事者が話し合うときの材料になります。

無料ツールでこのテンプレートを開く

登録不要。小計・消費税・前金を自動で計算し、そのまま印刷または PDF で保存できます。

無料ダウンロード(登録不要):Excel / Word

下の見積書を、そのまま使えるファイルにしました。項目・数量・単価を入れると、金額・消費税・合計は数式で自動計算されます。

このファイルの使い方

  1. ダウンロードして Excel、Google スプレッドシート、Numbers、Word または Google ドキュメントで開きます。
  2. 発行者と宛名を入れ、項目と単価を自社のものに書き換えます。Excel 版は金額・消費税・合計が自動で計算されます。
  3. お支払い条件を確認し、PDF で保存してお客様に送ります。

項目の例

項目単位数量金額の例
造作家具・間仕切り撤去、ビス穴補修式15万〜30万円
クロス張替え(量産品)㎡80800〜1,200円/㎡
床張替え(クッションフロア・タイルカーペット)㎡253千〜6千円/㎡
設備部品交換(照明・水栓パッキン・網戸・鍵)式12万〜8万円
退去後ハウスクリーニング式13万〜8万円
施工前後の写真報告書式1込み

金額はあくまで例(税抜)で、相場を示すものではありません。消費税 10% を加算し、適格請求書発行事業者は登録番号も記載してください。

見積書に書いておくこと

  • 物件名・部屋番号・面積と、見積の根拠にした退去立会いの日付・写真。
  • 部位ごとの数量(クロス㎡、床㎡、交換部品の個数)。
  • 負担区分の欄は空けておき、貸主・借主どちらの負担かは当事者の合意で決まる旨。
  • オフィスの場合、入居時の図面・仕様書と、ビル指定業者が行う工事の範囲。
  • 工期と次の入居予定日、鍵の受け渡し方法。

よくある失敗

  • 経年劣化と過失による傷を一つの金額にまとめ、内訳を求められて説明できない。
  • 施工前の写真を残さず、請求額に異議が出たときに根拠がない。
  • 次の入居日から逆算せず、床材の取り寄せで工期に間に合わない。

前金・残金・有効期限

管理会社・オーナー様の住戸は完了後の請求(月末締め翌月末払いなど)が一般的で、オフィスの原状回復は契約時に 30% の前金、引渡し後に残金とします。着工後に判明した追加は、写真と金額をご確認いただいてから行います。有効期限は 1 か月。

よくある質問

この見積書で借主負担の金額も決まりますか?

見積書は工事の内容と金額を示すものです。どの費用を誰が負担するかは、賃貸借契約と当事者の話し合いで決めていただきます。

クロスは一部だけ張り替えてもいいですか?

可能ですが色の差が出やすいため、一面単位で張り替える場合の金額も併記します。

退去から何日で次の入居に間に合いますか?

ワンルームでクロスとクリーニングだけなら 3〜5 日程度が目安です。床の張替えや設備交換があると延びます。