システム開発の見積書テンプレート
業務システムの見積もりは工数で決まり、発注側は「その金額の根拠」を知りたがります。工程ごとに人月と単価を示し、データ移行と保守を別の行にして、この見積もりが請負か準委任かを最初に書いておきましょう。
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登録不要。小計・消費税・前金を自動で計算し、そのまま印刷または PDF で保存できます。
無料ダウンロード(登録不要):Excel / Word
下の見積書を、そのまま使えるファイルにしました。項目・数量・単価を入れると、金額・消費税・合計は数式で自動計算されます。
このファイルの使い方
- ダウンロードして Excel、Google スプレッドシート、Numbers、Word または Google ドキュメントで開きます。
- 発行者と宛名を入れ、項目と単価を自社のものに書き換えます。Excel 版は金額・消費税・合計が自動で計算されます。
- お支払い条件を確認し、PDF で保存してお客様に送ります。
項目の例
| 項目 | 単位 | 数量 | 金額の例 |
|---|---|---|---|
| 要件定義 | 人月 | 0.4 | 80万〜150万円/人月 |
| 基本設計・詳細設計 | 人月 | 0.5 | 80万〜150万円/人月 |
| 開発・単体テスト | 人月 | 2.2 | 70万〜120万円/人月 |
| 結合テスト・総合テスト・受入支援 | 人月 | 0.6 | 70万〜120万円/人月 |
| データ移行(既存 Excel・旧システム) | 式 | 1 | 30万〜150万円 |
| 保守(問い合わせ対応・軽微な改修 月 10 時間) | 月 | 12 | 5万〜30万円/月 |
金額はあくまで例(税抜)で、相場を示すものではありません。消費税 10% を加算し、適格請求書発行事業者は登録番号も記載してください。
見積書に書いておくこと
- 番号付きの機能一覧と、対象外の範囲。
- 工程ごとの工数(人月)と単価、つまり見積根拠。
- テストデータの用意、旧データの整理、受入検査の担当。
- サーバー・ライセンス・外部 API の費用負担と契約名義。
- 契約形態(請負か準委任か)、操作説明会、仕様変更の見積もり方。
よくある失敗
- 開発費だけを出し、テスト・移行・操作説明まで含まれていると思われる。
- 要望が箇条書き 2 ページの段階で、一括の固定金額を約束する。
- 旧データを「そのまま移す」前提にして、重複や表記ゆれの整理に何週間も取られる。
- 保守の対応時間に上限がなく、帳票や項目の追加が無償の開発になっていく。
前金・残金・有効期限
契約時 30%、テスト版納品時 40%、検収後 30% のお支払いとし、保守料は本番稼働月から月額で請求します。仕様確定後の変更は工数で再見積もりし、書面で合意してから着手します。有効期限は 30 日。金額は税抜で、インボイス(登録番号記載)で請求します。
よくある質問
見積もりの根拠はどう示せばいい?
工程ごとの人月と単価、機能一覧ごとの工数を添えると、金額の妥当性を社内で説明しやすくなります。
一部だけ先に作って、後から機能を足せますか?
可能です。第 1 期を固定範囲で見積もり、後続の機能は概算の選択肢として記載します。
本番稼働後に不具合が見つかったら?
合意した仕様と異なる不具合は、契約不適合責任の期間内に無償で修正します。新しい動きにしたい場合は変更として扱います。
旧システムはいつまで動かしておく?
切り替え直後の並行稼働期間を決め、見積書に期間と再移行の有無を書きます。